バリ島のサヌールは、クタやスミニャックのようなにぎやかなエリアとは違い、落ち着いた雰囲気が魅力のビーチリゾートです。
リラックスしたい人にはぴったりのエリアで、私も訪れたときはその穏やかな空気にすっかり癒されました。
私も以前、サヌールでのんびり過ごしたことがあるのですが、事前に準備しておいて本当に助かったものがたくさんありました。
逆に「これ持ってきたらもっと快適だったな……」と思うものもあったので、その経験も踏まえてご紹介します!
今回は、バリ島サヌール観光の移動手段や行き方、そしてサヌールの治安とおすすめホテルなどご紹介します!
サヌールとはどんな場所?
サヌールはバリ島の南東部に位置する美しい海沿いの町です。
バリ島の中でも特に落ち着いたエリアで、都会の喧騒から離れてのんびりと過ごしたい人にぴったりの場所です。
欧米人の別荘地として発展
バリ島は「神々が棲む島」として知られ、独特の文化や風習が受け継がれています。
その中でもサヌールは、オランダ統治時代に西洋人が別荘を建てたことがきっかけで、外国人が多く集まるリゾート地へと発展しました。
そのため、今でも欧米人の移住者が多く、落ち着いたカフェやレストランが充実しているのも特徴です。
穏やかな海と美しい景色
サヌールの海は透明度が高く、波も穏やか。サーフィンのイメージが強いバリ島ですが、ここでは静かなビーチを楽しめるのが魅力です。
私が訪れた時も、朝の静かな時間に海沿いを散歩し、波の音を聞きながらリラックスする時間が最高に贅沢に感じました。
サヌールへの行き方
サヌールは、バリ島の中心部からのアクセスが良いのもポイントです。
デンパサール国際空港(ングラ・ライ国際空港)から約15kmの距離にあり、車で30分程度で到着できます。
空港からの移動手段
- タクシー(エアポートタクシー):空港には専用のエアポートタクシーがあり、少し割高ですが安心して利用できます。
- ブルーバードタクシー:メーター制で料金が明確。空港から直接乗ることはできませんが、空港の外で捕まえることが可能です。
- 配車アプリ(GojekやGrab):事前に料金が分かるので安心。サヌールまでの移動にもおすすめです。
サヌールでの楽しみ方
穏やかな海でのんびり
サヌールの海はとても穏やかで、ウィンドサーフィンやシュノーケリング、ダイビングを楽しむのに最適です。
私がダイビングをしたときは、色とりどりのサンゴ礁やカラフルな魚たちが目の前に広がり、まるで別世界のようでした。
海の透明度も高く、初心者でも安心して楽しめるスポットが多いです。
朝のビーチ散歩
サヌールにはビーチ沿いに遊歩道が整備されていて、朝の時間帯は特に気持ちが良いですよ。
私は早朝に散歩をして、ゆっくりと昇る朝日を眺めながらコーヒーを飲むのが最高のリラックスタイムでした。
バリの文化を体験
サヌールでは、バリ舞踊のショーを楽しめる施設や、伝統工芸品を作る工房が点在しています。
特にバリヒンドゥーのお寺巡りは、神秘的な雰囲気を感じられるのでおすすめです。
美味しい料理を堪能
バリ島のグルメもサヌールでしっかり楽しめます。
おすすめの食事体験をいくつか紹介します。
- 新鮮なシーフード料理:地元の市場でとれたばかりの魚介を使った料理は絶品!
- バリの伝統料理:「ナシゴレン」や「バビグリン(豚の丸焼き)」はぜひ試してみて。
- おしゃれなカフェ:ヘルシーなスムージーボウルやコーヒーを楽しめるカフェも豊富。
私は夕暮れ時に海沿いのレストランでディナーを楽しみましたが、オレンジ色の空を眺めながらの食事は忘れられない思い出になりました。
サヌールでできるアクティビティ
サーフィン
サヌールはバリ島でもサーファーに人気のスポット。
波が穏やかなエリアもあるので、初心者向けのサーフスクールも充実しています。
サンセットヨガ
ビーチで夕日を眺めながらのヨガは、心も体もリフレッシュできる体験です。
初心者でも気軽に参加できるクラスもあります。
ローカルマーケット散策
サヌールには地元の市場もあり、バリの人々の生活を感じることができます。
私も市場を歩きながら、手作りのアクセサリーやカラフルな衣料品を見つけました。
美術館巡り
サヌールには美術館もあり、バリのアートや文化を深く知ることができます。
特に「ル・メイヨール博物館」では、バリの自然や文化を描いた美しい作品を鑑賞できます。
スパ・エステでリラックス
バリ島といえばスパです。
サヌールにもクオリティの高いスパがあり、リーズナブルな価格で本格的なマッサージを受けられます。
サヌールのベスト旅行シーズンは?
乾季(4月~10月):最高の観光シーズン!
サヌールを訪れるなら、乾季(4月~10月)が断然おすすめです。
この時期は雨が少なく、カラッとした気候が続くので、ビーチアクティビティを思う存分楽しめます。
私が6月に行ったときは、朝から夕方まで快適な気温で、シュノーケリングやヨガをするのにぴったりでした。
特にサヌールの朝日は息をのむ美しさ!早朝にビーチを散歩するのが、最高に気持ちよかったです。
雨季(11月~3月):意外と楽しめるシーズン
「雨季」と聞くと、観光には向かないイメージがありますが、実は雨季でも十分楽しめます。
たしかに雨は増えますが、降るのは主に夜や夕方が多く、日中は晴れていることも多いんです。
私が12月に訪れたときも、午前中は晴れ間が広がり、ビーチでのんびり過ごせました。
特にクリスマスや年末年始は、欧米からの観光客でにぎわうので、ホテルは早めに予約しておくのがベストです。
サヌール観光スポットおすすめ10選
サヌールには、美しいビーチはもちろん、魅力的な観光スポットがたくさんあります。
ここでは、実際に訪れて「本当に良かった!」と思えた場所を紹介します。
シンドゥ市場(Sindhu Market)
ローカルの活気を感じたいなら、ここは外せません!
新鮮なフルーツやスパイス、バリらしい工芸品が並ぶ市場で、朝に行くとローカルの生活を垣間見ることができます。
私が行ったときは、屋台でナシゴレンを食べたのですが、これがまた絶品でした!
夜はナイトマーケットになるので、B級グルメを楽しみたい人にもおすすめです。
バリ・ドルフィン(Dolphin Lodge)
イルカと触れ合える夢のような体験ができる施設です!
スランガン島からボートに乗ってアクセスし、イルカと一緒に泳いだり写真を撮ったりできます。
イルカたちがとてもフレンドリーで、まるで心が通じ合っているような感覚になりました。
子ども連れの旅行にもピッタリです。
カランビーチ(Karan Beach)
白い砂浜と青い海が美しい、サヌール屈指のビーチ。
ここではシュノーケリングやサーフィンを楽しめるほか、夕方には幻想的なサンセットを見ることができます。
私は早朝に訪れて、ビーチヨガに参加しましたが、無料で体験できてとてもリラックスできました。
サヌールビーチ(Sanur Beach)
サヌールのメインビーチとも言える場所です。
穏やかな波なので、家族連れでも安心して海遊びができます。
ビーチ沿いにはおしゃれなカフェやレストランが点在し、のんびり食事を楽しむのにも最適です。
私はここで食べたナシチャンプル(インドネシアのミックスプレート)が忘れられません。
サクナン寺院(Pura Sakenan)
スランガン島にある由緒あるヒンドゥー教のお寺です。10世紀に建てられた歴史的なスポットでもあります。
地元の人々が大切にしている場所で、静かで厳かな雰囲気。バリ島の文化を深く知りたい人には、ぜひ訪れてほしい場所です。
ル・メイヨール博物館
ベルギー人画家Adrien-Jean Le Mayeurの美術館。
彼が愛したバリの風景や、妻をモデルにした作品が展示されていて、バリの美しさが詰まった空間です。
美術館の雰囲気がとても素敵で、アート好きな人には特におすすめです。
アルタセダナ・サヌール(Arta Sedana Sanur)
サヌール最大のスーパーマーケット。
ローカルフードやお土産が豊富で、旅行中に必要なものが何でもそろいます。
私はここでバリコーヒーとスパイスをたくさん買い込みました!
パンタイ・インダ・ビーチ(Pantai Indah Beach)
人が少なく、ゆったり過ごせる穴場ビーチ。
透き通る海と美しいサンゴ礁が広がり、リラクゼーションに最適です。
シュノーケリング好きなら、ぜひ訪れてほしい場所の一つです。
ケバラ・ケラミック(Kevala Ceramics)
バリ島を代表する陶器ブランド。
おしゃれなデザインの食器やインテリア雑貨がそろい、お土産や自宅用にぴったりです。
私もここでお気に入りのマグカップを購入しました!
ULUWATU(ウルワツ)
バリの伝統的なテキスタイルを扱うブランドの一つです。
肌触りのよい綿製品やレースの衣類が人気で、バリらしいおしゃれな服やリネン製品が手に入ります。
バリらしいデザインが素敵で、お土産にも最適です。
サヌールのおすすめホテル
マヤ サヌール リゾート&スパ(Maya Sanur Resort & Spa)
海沿いにあるこのリゾートは、高級感がありつつもリラックスできる雰囲気が最高でした。
特にスパが充実していて、トリートメントを受けながら波の音を聞いていると、もう天国かと思うほど。
客室はスタイリッシュでモダン、しかも清潔感が抜群。
ホテル内には和食を含む複数のレストランがあり、食事に困ることはありません。
朝ヨガのクラスもあるので、バリの自然の中で気持ちよく体を動かすのもおすすめです。
空港からは車で約30分とアクセスも良く、周辺にはおしゃれなカフェも点在しています。
グリヤ サントリアン ビーチ リゾート(Griya Santrian)
サヌールビーチの目の前にあり、バリらしい雰囲気が漂うホテルです。
ここはプールが3つあり、どこも静かで落ち着いているので、のんびり過ごしたい人にぴったりです。
スパでは、バリの伝統的なトリートメントを体験できます。
私も実際にフルボディマッサージを受けましたが、リゾートスパとは思えないほど本格的でした!
また、ビーチでのバーベキューディナーも絶品です。
ビーチサイドで波の音を聞きながら、新鮮なシーフードを味わう時間は贅沢そのものでした。
空港からは約20分で、市街地へのアクセスも良好です。
インターコンチネンタル バリ サヌール リゾート(InterContinental Bali Sanur Resort, an IHG Hotel)
5つ星の贅沢なリゾートで、全室スイートかヴィラタイプという贅沢な造りとなっています。
お部屋も広々していて、開放感たっぷりです。
プライベートビーチがあるので、人混みを避けて静かに海を楽しみたい人には最高の環境です。
また、子ども向けの施設も充実しているので、ファミリーでの滞在にもぴったりのホテルです。
朝食のビュッフェは種類が豊富で、バリの伝統料理も楽しめます。
ハイアット・リージェンシー・バリ(Hyatt Regency Bali)
こちらも高級リゾートですが、バリらしさを大切にした造りで、南国の楽園に来た!という気分にさせてくれます。
特に庭園が美しく、散歩するだけで癒されます。
プールは広く、プライベートビーチもあるので、のんびりリゾートライフを満喫できます。
ホテルのレストランでは、シーフードやグリル料理が楽しめ、どれも美味しかったです。
サヌール観光の移動手段
サヌールは徒歩でも十分観光できますが、少し遠出するなら移動手段を確保したいですよね。
実際に私が利用して便利だったものをご紹介します。
タクシー
サヌールでは公式の「ブルーバードタクシー」があり、安心して利用できます。
ただし、乗車前にメーターを使うかどうかを確認しましょう。
たまにメーターを使わずに交渉制を持ちかけてくる運転手もいるので注意。
Grab(配車アプリ)
東南アジアではおなじみの配車アプリ「Grab」は、サヌールでも使えます。
目的地を入力すれば料金が事前にわかるので、タクシーの交渉が苦手な人にもおすすめです。
ただし、特定のエリアでは使えないこともあるので、事前に確認しておきましょう。
レンタルバイク
サヌールは比較的静かで交通量が少ないので、レンタルバイクもおすすめです。
自由に動き回れるのが魅力ですが、国際運転免許証が必要なので準備をお忘れなく。
バリでは交通ルールが日本と違う部分もあるので、安全運転を心がけてください。
サヌール観光におすすめの服装&持ち物
バリは一年中暑いので、快適に過ごすための服装選びも重要です。
服装
- 通気性が良く、吸汗速乾性のある服(コットンやリネンがおすすめ)
- UVカット機能のある長袖シャツ(冷房の効いた室内で寒くなることもあるので、1枚持っておくと便利)
必需品
- サングラス:紫外線が強いので、UV400対応のものを選びましょう。
- 帽子:広めのつばがあると、首回りの日焼けも防げます。
- ビーチサンダル:ビーチ以外でも歩きやすいものを選ぶと快適。
また、虫除けスプレーも持っておくと安心。特に夜のビーチや公園では蚊が多いので、しっかり対策をしましょう。
サヌール観光の安全対策
サヌールはバリの中でも治安が良いエリアですが、観光地ならではのスリや置き引きには注意が必要です。
- 貴重品は肌身離さず持つ
- 過度に派手なアクセサリーは避ける
- 繁華街では周囲に気を配る
夜も比較的安全に歩けますが、暗い道を1人で歩くのは避けるのが無難です。
サヌール観光で持っていくと便利なもの
アクティビティ関連
シュノーケル用具
サヌールの海は透明度が高く、浅瀬でも熱帯魚が見られるほどです。
現地でレンタルもできますが、私は使い慣れたマスクやシュノーケルを持参しました。
その方がサイズ調整の心配もなく、ストレスフリーで楽しめます。
フィンや水中カメラがあればさらに快適にシュノーケリングを楽しめますよ!
ビーチマット
砂浜でくつろぐなら、コンパクトに折りたためるビーチマットがあると便利です。
バスタオルでも代用できますが、砂がつきにくいタイプのマットだと快適です。
ヨガマット
サヌールでは朝ヨガを楽しむ人が多く、私も波の音を聞きながらビーチヨガに挑戦しました!
地面が少し硬い場所もあるので、滑りにくいヨガマットを持参すると安心です。
ヘルスケア
日焼け止め
バリ島の日差しは日本よりも強烈です。
油断するとすぐに焼けてしまいます。
SPF50以上でウォータープルーフのものを選ぶのがベストです。
私はこまめに塗り直していたおかげで、ひどい日焼けを防げました。
虫除けスプレー
バリ島では特に夕方以降は蚊が多くなります。
私は天然成分の虫除けを持っていきましたが、現地のコンビニや薬局でも買えます。
肌が弱い人は、日本で自分に合ったものを準備すると安心です。
水分補給アイテム
バリは高温多湿なので、熱中症対策が必須となります。
ミネラル補給ができる経口補水パウダーを持っていくと、体調管理に役立ちます。
サヌール観光の注意点
海外旅行保険は必須!
バリ島では、万が一のケガや病気に備えて海外旅行保険に入っておくことをおすすめします。
私は幸いにしてトラブルはありませんでしたが、知人がバイク事故に遭い、保険のおかげで大きな出費を免れました。
貴重品の管理に注意
サヌールは比較的治安が良いですが、スリや置き引きのリスクはゼロではありません。
ホテルのセーフティボックスを活用して、外出時は最低限の現金とクレジットカードを持ち歩くようにしましょう。
交通ルールを守る
バリ島ではバイクをレンタルする人も多いですが、交通ルールが日本とは異なるため注意してください。
ヘルメットは必ず着用し、右側通行に慣れていない人は無理せずタクシーやGrab(配車アプリ)を利用しましょう。
寺院訪問時の服装に気をつける
サヌール周辺には素敵な寺院があり、観光で訪れることもあるでしょう。
バリの寺院では、露出の多い服装はNGです。
私もサロン(腰布)を借りて入場しましたが、持参すればよりスムーズです。
ぼったくり対策
観光地ではタクシー料金やお土産の値段が不透明なこともあります。
私は、ホテルのフロントで相場を確認してから買い物するようにしていました。
タクシーはメーター付きのBlue Birdタクシーを使うと安心です。
サヌールの魅力をもっと楽しむ!
サヌールは、バリ島の中でも落ち着いた雰囲気があり、リラックス派の人にぴったりの場所です。
私が訪れたときも、のんびり過ごしたい旅行者が多く、クタやスミニャックとは違った魅力を感じました。
サンライズを見に行こう
サヌールのビーチはバリ島の東側にあるため、美しい朝日が見られます。
私は早起きしてビーチ沿いを散歩しましたが、朝の静かな雰囲気がとても心地よかったです。
レストランで絶品シーフードを堪能
サヌールには、新鮮なシーフードを楽しめるレストランがたくさんあります。
中でも「ワルン・マカン」では、ローカルな雰囲気の中で絶品のナシゴレンやシーフード料理を堪能しました。
サヌールから離島へアクセス
サヌールからは、レンボンガン島やペニダ島へのフェリーが出ています。
私は日帰りでレンボンガン島へ行きましたが、驚くほどきれいなビーチが広がっていて感動しました。
またいろいろなアクティビティを楽しむこともできます。
まとめ
サヌールは、賑やかなバリ島の中でも特に落ち着いた雰囲気が魅力のエリアで、美しいビーチ、文化体験、おいしい料理、リラックスできるスパなど、楽しみ方は無限大です。
私はここで過ごした時間がとても心地よく、また訪れたい場所のひとつになりました。
今回は、私の経験を元に書きましたが、これから訪れる人にとって役立つ情報になれば嬉しいです。
バリ島旅行を考えている方は、ぜひサヌールにも足を運んでみてください!
サヌールは、のんびりとした雰囲気の中でバリらしい時間を過ごせる素敵なエリアです。ホテル選びや移動手段、服装の準備をしっかりすれば、快適な旅行になること間違いなしです。
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